・え、意味が分からないんだけど、それ質問の答えになってないよ! ・順調ってどういう事?何を持ってそう言えるの? ・良かったですって何?何と比べてどれくらい良かったの?
社会人になりたての時、こんな事を言われた経験はないでしょうか?
または、そう感じた事はありませんか?
仕事における会話や伝え方というのは非常に大事です。
伝え方を間違えると、大きなミスや人間関係の大きなトラブルの引き金になるからです。
会話だけではなく、チャットなんかも当てはまるかもしれないですね!大学生の方は、アルバイトはもちろん就活でも実践できるかと思います。
今回は「会議」や「提案」ではなく、日常何気なく社内で起きていそうな会話で注意すべき点を記載していきます!
たった3つです、この3つを実践するだけでだいぶ仕事がスムーズになりますよ。
それでは以下の流れで参りましょう!
しっかりと質問に答える
え、そんな事?!と思うかもしれませんが、これ意外と出来ていない事が多いです。
例えば、こんな会話遭遇した事ありませんか?
例① Aさん:昨日誰が書類提出してくれたか分かる? Bさん:昨日は遅くまで結構皆さんいらっしゃっていて、最後に●●さんの机にあったんですよ。
さて、BさんはAさんの質問に答えているでしょうか?
今回の場合、Bさんは「わかりませんorはい、●●さんが提出してくれましたよ」
が正解かと思います。
が、今回の事例だと恐らくAさんは自分の求めている答えが手に入らないため、再度同じ様な質問をする事になります。
本来一度のやり取りで済むはずが、求めている回答が来ない事で会話の往復がもう一回発生してしまいますよね。
チャットなんかでやってしまったら、同じ内容をもう一度入力する必要があります…
これ、めっちゃ当たり前の事なんですけど、本当に意外とできていない事が多いです。
特に会議中なんかは発言時に緊張したり…少し責められたりすると…
『これは本当に質問の答えになっているか?』
をしっかりと考えて、回答する様に必ず心がけましょ!
抽象的な表現をしない
ちょっと先日の営業の数値低過ぎるから見てもらってもいい?
簡単に言うと上記の様な表現や指示はやめましょう、という事です。
シンプルに分かりづらいですよね?
先日って?その数値って?低いって?見るって何??!!ってなりますよね。
更にそれだけではなく抽象的な表現は以下の様なネガティブを引き起こします。
・繰り返し質問する必要がでる ・誤解が生じてしまい、ミスが発生する ・最悪そのミスからチームの雰囲気が悪くなる
振り返ってみると上記の様な事ありませんか?
「あー伝え方が悪かったな…」
なんなら私自身も今でも多々あります。笑
そういう時って大概、
『指示を出した自分の言葉の抽象度』
『指示を受けた側の質問不足』
が原因となっている事が多いです。
でも人間って思考する事がすごく面倒くさいので、どうしても抽象的な言葉を発しがちです。楽だからです、言葉や定義を考える必要がないので。
そんな事言わなくても分かるだろって思って伝えないのも、非常に非生産的です。
超能力者じゃないんで相手の考えている事なんて分かるわけないんですが、どうしも楽な方に進んでしまうんですね…
でも自分の思い描いている事を円滑に進めるためには、(成果を出すためには、)
・指示する側:できる限り具体的な表現 ・指示受ける側:抽象度の高い表現を具体化する
の2つを意識をしていきましょう!
※少しズレますが、「頑張ります」とか「意識します」とかもこの類ですので、気をつけましょうね!笑 ついつい使いがちですが、具体的に何をどうするのか?を発言/記載しましょう!そうしないと次に進まないです。
できる限り数字を使う
これは少し”2”と重なる部分がありますね。
数字を使う事で抽象的なものを具体的化する作業です。
それでは、まずは駄目な例を見てみましょう。
ある居酒屋の店長と社員の会話です。
A店長:昨日の営業はどうだった? B社員:まあ中々良かったですよ!
こういう会話もよく見かけませんか?
でもなんとなく、受け流していませんか?
より中身のある会話にするためには数字を絡めると格段に説得力が増します。
ではどうやって数字を絡めて伝えるのが良かったのでしょうか?
まず今回の例でいうと、『良い/悪い』の定義を考えます。
以下3つくらいの指標を用いると説得力のある分かりやすい
『良かったです』
を伝える事ができるのではないでしょうか?
・売上目標は達成したのか? ・オススメ商品の販売目標は達成したのか? ・人件費率は守れたのか?
更に、この3つの指標が、
『何と比較して良かったのか?』
を考えます。
上記の場合は、通常は、目標値があるかと思うので目標値に対して高かったかor低かったかで話すのがスムーズかと思います。
以下の様な流れです。
「昨日は売上目標に対して110%、オススメ商品販売目標達成率は100%、人件費率もオーバー0%で全ての目標数値を達成できたので、良い営業でした!」
いかがでしょうか?
かなり説得力が増しましたよね。
何かを表現する時は
『できる限り数字を使って』伝えていきましょう!
さ、以上3ついかがでしたでしょうか?
既にできている人もいれば、改めて気づいた方もいたのではないでしょうか?
これらの表現は若いうちから癖にしておいた方が良いですよー!
今日が1番若いですからね、是非今日から実践してみましょう!
※あくまで仕事での会話ですので、プライベートではゴリゴリにならない様に。笑
もちろん表情や声色は大前提大事という事は忘れないでくださいね😌
最後にオススメの本を紹介
これはもはや有名すぎるかもしれないですが、それでもオススメします!
非常に読みやすく、明日から使える様な表現や考えが豊富ですので是非!