【まとめ】飲食店経営者の本16冊【飲食従事者必読】


飲食店に携わる人は多くの情報をWebなんかで収集するかとは思いますが、実は1番響くのって実業で結果を残した人の話だと思います。

どんな人生を歩んできて、どんな苦労や困難があって、それをどう乗り越えたのか?

そんなアルで生々しい情報を得られる最強の教科書だと思っています。

普段読書が苦手な方でもすいすい読めると思いますよ!

「お、これは早速明日から使えるな」っていうアイディアがたくさんです。

ちなみに今回はランキング形式にせず、紹介だけしていきます。

皆さん、本当に素晴らしい内容なので、順位付ができません…!!!

【】内には主な業態名を記載、その隣には本のタイトルを記載しています。

それでは早速ご覧ください!

【サイゼリヤ】おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ

「おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」

皆さん、ご存知サイゼリヤを創業した正垣氏の一冊です。

「安心感を与える値付け」

「ヒットを生む2つの大原則」

「儲かる店を作る財務」

「値下げの限界点を見極める」

「他店舗化のポイント」

「人材の育て方」

「自社の強みをどう磨き抜くか」


サイゼリヤがなぜこんなにも多くの人から人気なのか?様々な秘密を惜しみなく一冊に凝縮されています。飲食店の方以外にもビジネスパーソンなら必須の一冊かと思います。




【鳥貴族】「280円均一」の経営哲学


こちらも皆さん、ご存知の今や日本トップクラスの居酒屋チェーン店、鳥貴族 代表取締役 大倉忠司氏の一冊です。

なぜ鳥貴族がここまでヒットしているのか?
売り方はもちろん、鳥貴族の経営哲学がこの本に凝縮されています。

国産鶏肉に拘る、毎日店舗で串うちをし、安価な価格で提供。一見遠回り非効率の様な事でもブランディングのために徹底して行っている鳥貴族。なぜそれが実現できるのかがわかりやすく紹介されています。
更にそれだけではなく、社内の人事制度などバックオフィスの部分も垣間見る事ができて非常に勉強になります。

文字も小さくなくサクサク読めると思います!


【CoCo壱番屋】 答えはすべてお客様の声にあり

CoCo壱番屋の創業者 宗次徳二氏が書いた一冊です。

お客様の意見は生きた教科書である―。壱番屋をトップシェアに導いた成功の秘密は、アンケート葉書に寄せられた客の声に耳を傾けること。「お客様の本音」から何を学び、どう活かしたかを豊富な実例とともに明かす。

Amazon 商品説明より

世界No.1のカレーライスのチェーン店はどの様にしてここまで拡大する事ができたのか?その秘密はお客様からのお声にありました。どれだけその声に対して冷静に受け止めて、ACTIONにつなげる事ができるのか?その重要性がしっかりと学べる内容です。

創業したての方、既に接客業を長くやっている方、全ての方に対して刺激とモチベーション向上を与えてくれますので是非ご覧ください。


【丸亀製麺】はなぜNo.1になれたのか?――非効率の極め方と正しいムダのなくし方

こちらは株式会社トリドールホールディングス 社長秘書の方が書いた本ですが、創業者の粟田貴也氏の経営手法や価値観について書かれた本となっています。

お客様の歩数もメールも減らせ! 効率なんていらない。競争はしない。でも、手間は極める。創業者の行動と考えを至近距離で見てきた社長秘書が、丸亀製麺の強さの秘密を初公開します。「こんな効率の悪い店が成功するわけがない」「トップと100店舗以上の差があるのに、逆転なんてムリ」「ハワイで熱いうどんなんて、絶対売れない」……「常識」をことごとくひっくり返し、売れ続ける。その秘密が、この本でわかります。

Amazon 商品紹介より


こちらも創業者の方の価値観や考え方、そして具体的に丸亀製麺で行われてきた事や活用してきた術などが公開されています。

丸亀製麺がなぜここまで拡大する事ができたのか?パートの意見を積極的に取り入れてる、IT技術の導入など勉強になる事が盛りだくさんです。



【牛角/土間土間…etc】クレームを生かすほど会社は伸びる

「牛角」、「しゃぶしゃぶ温野菜」、「土間土間」、「かまどか」など名だたる外食チェーンを展開してきた西山知義氏が書かれた一冊です。

わずか一七坪の焼肉店からスタートし、「牛角」、「しゃぶしゃぶ温野菜」、「土間土間」、「かまどか」などの外食チェーンのみならず、コンビニ、スーパーなども取り込む一大グループを育て上げた成功の秘密は何か?最初の店はクレームの嵐だった。しかし、そのクレームの多さを逆にチャンスと考え、クレームをくださったお客様には、一律三〇〇円お支払いした。そしてその声を徹底的に分析、対応することからすべては始まった。

Amazon 商品説明より


日本でここまで多くの他店舗展開業態を作り上げた方は他にいらっしゃらないのではないでしょうか?

なぜここまで成功する事ができたのか、現場視点での具体的な事象とともに解説しています。更に、働く上でもっとも重要な価値観や考え方も記載されている非常に有益な一冊です。


【すかいらーく】創業者が伝える「売れて」「喜ばれて」「儲かる」外食業成功の鉄則

すかいらーく創業者のひとり横川竟氏が書かれた一冊です。

外食産業における重要な要素を様々な切り口で説明し、更に今後外食産業で戦っていくためにはどの様な考え方を持つべきか?を記載している一冊です。また、商いそのものをどう捉えるかといった視点も非常に勉強になります。


【いきなりステーキ】いきなりステーキ

株式会社ペッパーフードサービス代表取締役社長CEOの一瀬邦夫氏の一冊です。

「ペッパーランチ」の誕生から、立ち食いのステーキチェーンという前代未聞の新業態「いきなり! ステーキ」が生まれるまで―。日本屈指のコックを目指した著者が、修業の末、飲食店経営者として独立し繁盛店をつくり、BSE騒動などの危機を乗り越え、「いきなり! ステーキ」という新業態をつくりだした経営の勘所をまとめました。

Amazon商品説明より

創業者、一瀬氏の人生、飲食事業を始めてからの数々の成功と失敗が書かれた一冊です。様々な問題に直面し、どう捉え、解決していくのか?が書かれています。



【ダイヤモンドダイニング】熱狂宣言

ダイヤモンドダイニング社長 松村厚久氏の一冊です。

「私は、若年性パーキンソン病です」

「外食業界のファンタジスタ」の異名をとる、ダイヤモンドダイニング社長・松村厚久。熱い情熱と才気迸る男を襲った過酷な運命は、彼をさらなる熱狂へ駆り立てる。小松成美、渾身の書き下ろしノンフィクション。

Amazon商品紹介

100店舗100業態を達成したダイヤモンドダイニング。その創業者松村氏のサイゼリヤでのアルバイト時代から、その人生について記載されています。

闘病をしながらも熱狂的に働き続ける心震える内容です。



【塚田農場】ありきたりじゃない 新・外食

エー・ピーカンパニー米山久氏の一冊です。

第1次~3次産業といった既存の枠組みをすべて取り払った一気通貫ビジネスで躍進する外食企業創業社長の手記。

Amazon 商品紹介

「日本の食のあるべき姿を創造する」というミッションをもたらし、地鶏のみならず自社漁船による定置網漁で漁業に参入するなど、「第1次産業の再生」というテーマを掲げながら、塚田農場や四十八漁場を展開したエー・ピーカンパニー。

そんなミッションがどの様に見つかったのか?なぜ実現できたのかが?書き込まれた一冊です。


【楽コーポレーション】トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ飲み屋ができる

楽コーポレーション 宇野隆史氏が書いた一冊です。

繁盛店経営者の宇野隆史氏が教える、誰もができる流行る店の作り方を掲載。宇野氏の基本的な考え方の下、自店をスタッフが独立するための経験値を積む訓練の場ととらえ、飲食店経営に役立つノウハウをOJTで学ばせています。 その内容は、小さな飲食店が大手や有力なライバルとの競争に打ち勝つために必要なメニュー戦略や接客、店主としての心構えにまで及びます。 本書は、その「小が大に勝つ」ために必要なノウハウを宇野氏の一人語りという形式で、分かりやすくまとめた1冊です。

Amazon 商品紹介

楽コーポレーションから独立した経営者の方は100人以上。同社の業態も首都圏を中心に多数展開しています。

どのお店にも小さな仕掛けや工夫があり、とても楽しめる居酒屋ばかりです。

なぜそのようなお店づくりをする事ができるのか?その秘密が記載された一冊です。

創業したての方も、飲食店で今現在働いている方、皆さんに勉強になる事かと思います。


【博多劇場】20歳で起業した僕の会社がやっと20歳になりました

一家ダイニングプロジェクト 武長太郎氏の一冊です。

この本には、創業から20年間、知識も経験もノウハウもなに一つなかった20歳の僕が、たくさんの失敗をしながら少しずつ成長してきた話を、そのまま正直に書きました。

Amazon商品説明より

首都圏を中心に博多劇場などの居酒屋を数十店舗、ブライダル事業を行っている一家ダイニングプロジェクト。2017年にマザーズに上場。その上場までの武長氏自身、そして一家ダイニングプロジェクトの人生がノンフィクションでリアルに描かれています。


【すしざんまい】マグロ大王

株式会社喜代村代表取締役社長 木村 清氏の一冊です。

2001年の本店開店以来、急成長を続け、日本はもとより海外にまでその名をとどろかせる「日本一有名な寿司店」。業界に衝撃を与えた24時間年中無休の営業スタイル、また、それを実現するため仕入れから流通までどのような改革を為し得たか、知られざる前代未聞の挑戦をあますところなく語り尽くす初の自著!

マグロ競りで有名なすしざんまい社長木村氏がどのような思いでこのすしざんまいを展開してきたのか、重要している価値観は何かを伝えています。


【アロハテーブル】本音の飲食店

株式会社ゼットンを設立した稲本健一氏の一冊です。

飲食業にも不況と大変化が訪れている。大企業も小さな生業店も悩みの中にいる。そんな時代に生き残るには、昔ながらの経営理論や経験則だけでなく、新しい感性、新しいモノの見かた、柔軟な発想がもっとも重要になる。本書はゼットンの稲本健一社長が、「いま」という時代の読みかた、飲食スタッフへ教えたいこと、飲食という生きかたについて、飾らない熱いメッセージを伝える、本音の飲食店論。

Amazon商品紹介より

現場の人材問題、店長・幹部の働き方などリアルな部分が描かれています。本の帯にもある「飲食店はもう二度とやらない」という様に飲食店を営業する事の厳しさも改めて教えてくれる一冊です。


【富士そば】「富士そば」は、なぜアルバイトにもボーナスを出すのか

ダイタングループの創業者 丹道夫氏の一冊です。

首都圏を中心に約130店を展開する立ち食いそばチェーン「富士そば」は、従業員を大切にする会社として有名だ。社員に多額の報奨金や海外旅行を用意、アルバイトにもボーナスや有給休暇を支給する。本書には、創業者である著者の「人」と「金」に対する一貫した考え方が綴られている。

23歳上京した丹氏の飲食店経営者としての哲学、特に人材にフォーカスを当てた内容になっています。なぜ社員とアルバイトを分け隔てなく大切にしていく方針なのか?その背景と哲学を学ぶ事ができます。


【てっぺん】世界一ワクワクするリーダーの教科書

株式会社てっぺん代表取締役 大嶋啓介氏の一冊です。

「ワクワクすること」こそが、リーダーにもっとも大切なことだ、と語っています。ワクワクしていないと、成功しつづけることはできない、というのです。なにがあっても、ワクワクすることのできるリーダーになるにはどうすればいいのか? リーダー以外にも読んでもらいたい、人生で大切なことが詰まった感動の1冊!


Amazon商品紹介より

あの有名な居酒屋、てっぺん、そして居酒屋甲子園を設立した大嶋啓介氏のリーダー論について書かれた一冊。

飲食店の売上は結局店長のリーダーシップがかなり影響しますよね。

その店長にとって超重要なリーダーとして必要な要素がぎっしり詰まった究極の一冊です。


【スシロー】まっすぐ バカ正直に やり続ける。

株式会社あきんどスシロー代表取締役社長 豊崎賢一氏の一冊です。

本書は、職人叩き上げの豊崎社長が、スシローの30年間の歩みを踏まえつつ、その愚直な経営を支えてきた「38の哲学」を抽出したもの。一軒の寿司屋を1200億円企業に育てたエッセンスがつまった一冊です。




さあ!いかがでしたでしょうか?
恐らく飲食店で働かれている方は全ての本に興味を持たれたかと思います!

やっぱりこうやって実業で圧倒的な成果を出している方の本を読むのは非常に勉強になります。

そこにはこれから自分が失敗する可能性がある事がたくさん詰まっており、また同時成功のヒントがたくさん凝縮されています。

良いと思った事はすぐオマージュし、失敗の部分は自分も注意をする。

そして何よりも、「こんなに成功している方がここまで苦労していたならば、自分はこの数倍やらないと」という熱意やモチベーション向上にも貢献してくれるかと思います。

他にも新書が出ましたら随時アップデートしてまいりますので、お楽しみに。

是非ご覧くださいませ!

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