私自身も居酒屋の店長時代、かなり苦労しました。多くのスタッフが辞めた経験もあります。
皆さんも嫌われる店長になりたくないですよね。
みんなから尊敬されるリーダーであるためにも、必ずこちらの内容はやらない様にしていきましょう。嫌われる店長が売上を伸ばせる確率は非常に低いです。
なぜ私がこの記事を書けるのか?
・自分で居酒屋店長を経験し、嫌われた経験も良いチームを作る経験もしたから ・今まで30人以上の店長の評価、売上の推移を見てきたから
それでは早速ランキングから入っていきましょう!
嫌われる店長の特徴 5位 全然動かない
皆さんの店にもいませんか?こんな店長…
・指示ばかり出す ・PC業務ばかりしている ・仕事を途中で任せきりにしてしまう
心あたりのある方もいるかと思います。
理由:スタッフは店長の姿をめちゃくちゃ見ているから
いまどこで何をしてるんだろう?
なぜこの人は今自分でやらないで私に指示してきたんだろう?
そんな事をことある度にスタッフは見ています。特にまだ信頼関係を築けていない、チーム感をつくれていない店長は特に要注意です。
現場にいるのに動かない店長を皆さんは尊敬しませんよね?
店長は自分が最も働いているという姿を見せる必要がある
ここで、”働いているという姿”という部分ですが、最も率先してやるべき事は以下の3つかと思います。
・クレームは必ず自ら処理しにいく ・皆が嫌がる仕事は率先して自分がやる、もしくは手伝う ・皆が疲れていそうな時は率先して雑務を行う
この3つを徹底してやるだけで印象が大きく変わります。
人間なのでどうしても「うっ!やりたくないなぁ、めんどくさいなぁ」と思う事はあると思いますが、そこを押し倒して自分に打ち勝って行動していく事が重要です。
正直店長の仕事は上記の様な事が何度も何度も迫りくると思います。
そこに対してどれだけ打ち勝っていけるかどうかですね。逆に負けてしまう店長は絶対に成長しません。これは全てに対して通じる事かもしれませんね。
是非誰よりも動きまくる店長になっていきましょう!
嫌われる店長の特徴 4位 挨拶をしない
挨拶をしない人いますよね…
したとしても、すごくぶっきらぼうな人とか
ありがとうを素直に伝えられない人とか
お取引先様にも感謝を伝えない人とか
意外といるんですよね。
弊社の社員/店長評価で使用している360度評価にも「挨拶ができていますか?」という項目があるくらい挨拶は重要です。ちなみに挨拶ができない人はまず評価の土俵にすら上がりません。
なぜ挨拶が大事なのか?
そんなことを考えた事もないかと思います。私自身もそうでした。
しかし、この理由を聞けば改めて挨拶の重要性を感じる事ができるかと思います。
以下、2つの理由があります。
1.挨拶=存在を承認すること。挨拶をしない=存在自体を無視しているという事 2.自らコミニュケーションを遮断する行為=良い情報も悪い情報も自分に来ない
1.について、
人間は存在を無視されるという行為が最も辛いという研究結果もあるくらい、存在を認める事は大事です。挨拶は「私はあなたがそこにいる事を把握してますよ」っていうサインの一つでもあるんです。
2.について、
挨拶をしないという事は自らコミニュケーションを遮断しているという事です。
他者から得られる”情報”を全て自ら捨てているのと同義です。
情報を捨てるという事は自分自身の成長も、お店自体の成長も起きないのです。
皆さんも是非、挨拶は自分から意識していきましょう。その時、表情や声のトーンも大事ですからね!
嫌われる店長の特徴 3位 他責にする
こんな人の元で働いたら、たしかに嫌ですよね…
「それはお前のせいだろ!」
「あれはあのお客様が悪いよ」
「これは会社のせいだ」
そんな事ばかり言う店長、皆さんは一緒に働きたいですか?
もう少し深堀りして、なぜこれが嫌われる理由なのか?
書いてみます。
理由:なぜ他責がダメなのか?
大きく以下2つの理由があるかと思います。
1.何か問題が起きても再発を防止するための策を作る事ができないから 2.責められた人は萎縮し、仕事の生産性が激減するから
1.について
他責にする=思考停止しているという事です。
全ての問題の解決を行わずに、そのまま放置して前に突き進むのと一緒です。
問題はどんどん積み重なり、気がつけば成長どころか、後退していきます。
負荷やストレスが自分にも従業員にも降りかかり、お客様にさえも迷惑がかかります。
2.について
明らかに悪い事は別ですが、基本的にそんな事ってないですよね。
何か仕組みが悪かったり、その人だけが全て悪いって事は中々ないと思うんです。
そして責められた人は、仕事に対して億劫になり、店長や組織に対してもすごくネガティブな感情を持つことになります。
他責にしないための思考法はまた別で記載します!
嫌われる店長の特徴 2位 時間と約束を守らない
これも当たり前の事ですね。
なぜこれが大事なのか?
以下理由を記載してみます。
理由:なぜ時間と約束を守る必要があるのか?
時間や約束といった事を守れない人の指示を聞けますか?
接客がすごい、料理がすごくできる、頭がいい
など他にたくさんの長所があったとしても、時間/約束が守れない人は信頼や尊敬を得る事が難しいのです。
どんだけ良いことを言ったとしても、どんだけフィードバックをしようとしても
「え、でもあなた最低限のルールの時間と約束守ってないよね?」
となり、どうしても動いてくれないのです。
人間は何を言ってるか?ではなく、誰が?どんな人が?言っているのかという事を結局気にする生き物です。
ビジネスマンとして最低限の時間/約束は必ず守る様にしましょう。
嫌われる店長 1位 キレる/イライラする店長
これは店長だから、というよりかは基本的には仕事中にはやってはいけない事です。
信頼関係が構築できているメンバーや目標やビジョンを完璧に共有できているチームメンバーなら少し違うかもしれませんが、多くの組織はそんな組織ではないと思います。
なぜこれが1位となったのか、以下理由を記載します。
理由:なぜイライラしてはいけないのか?
それは全ての人を不幸にするからです。
従業のモチベーションは下がり、お客様にまでも強いネガティブな影響がでます。
アメリカジョージタウン大学の研究結果によると、怒られてる人の気分が低下するだけではなく、その場を共にしている人の気分も低下するそうです。
また、リーダーが怒ると誰も意見をいえない、実行できない状況になります。
常に店長の顔色を伺いながら、意見を言う、行動をするという最悪の硬直した組織になりますね。
そうなると、お店の進化は一気に止まります。
また、それだけではなく、ネガティブな空気感があるお店は、ネガティブな空気感が漂う店内になります。
それはお客様に対する接客にもその影響が派生するわけです。
キレる/怒るという行為は明日からすぱっとやめましょう。やらないと絶対に良い店を作れないという事を肝にめいじてください。
また、怒る事をやめる方法や怒ると叱るの違いは、また別な記事で伝えていきたいと思います!
オススメの本を1冊
これは私が全ての飲食店で働いている社員の方や店長の方に読んで頂きたい一冊です。
簡単に読むことができるので是非ご一読ください。
あの有名な塚田農場の素晴らしい接客の基礎を築いた方が書かれた本です。
飲食店アルバイトスタッフとの接し方に必要なエッセンスが凝縮されています。
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